次世代のモバイル・プレイヤーを考案しようというテーマでの募集。
審査員は松井龍哉さん、廣田尚子さん、ニコンの嵩山 均さん、日経エンタテインメント!の吉岡広統さん、日経デザインの下川一哉さんでした。
どのような講評かどきどきしていましたが、おおむね好評でほっとしました。細部まで読み込んでくださり、その可能性を建設的かつ丁寧に講評していただいています。
NEXT COOL JAPANデザインコンペ
http://www.creators-c.com/ncj/
http://techa.jp/result.html
NEXT COOL JAPANサイト
http://trendy.nikkeibp.co.jp/ent/ncj/
*コンセプト
森林公園など自然の中で子供たちがつかう、動物の目で世界を眺めるビューイングエンタテイメントツール
*利用シーン
児童を中心として、楽しみながら動物の目について学習し、生き物の不思議さや多様な視点があることを学ぶ。上下に傾ける動作や被写体に合わせて、撮影モードが自動的に変更される。両手で挟むようにして撮影し、ディスプレイをなぞって画面外へ出すと撮影した虫たちの写真を削除(キャッチ&リリース)する。
*金賞受賞を受けて*
これまでの優れたモバイル機器は、「日常をもっとドラマチックに」するものであったように思います。現在の気分を盛り上げたり、昔を振り返る時間をより情感あふれるシーンにしたりできないかという視点でアイデアを考えていきました。
また、近年はいつでもどこでも情報やコンテンツを手に入れられる環境が近づきつつあり、逆に「その場でしかできない体験」の大切さが際立ってくるように感じています。普段の「からだで感じる生活」の中に「蓄積された情報の価値」が溶け込んできて、それらが重層的に重なり、融合するところに新たな体験や次世代の生活が潜んでいると考えました。異なる視点で世の中を見てみたい、という提案の元となる着想は以前からぼんやりと浮かんでいたのですが、より楽しくスムーズにできるかに留意して機能や技術をなるべく自然な行為に寄り添うように定着させていきました。
それがこの度の結果のように評価されたことは大変光栄ですし、いくらか自信も出てきました。今後も、モバイルの即時性や便利さを追求する一方で、インスタントな体験ばかりにならないよう、人に近いモノや環境のあり方を探って行きたいと思います。
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