2005年1月26日
消費者のシンソウに迫る「東急エージェンシー Insight Watch」調査 第2弾! 「いまどきティーン解体新書」調査を発表
株式会社東急エージェンシー(本社:東京都港区、社長:久保恭一、資本金:36億3750万円、設立:1961年3月)は、「東急エージェンシー Insight Watch」 調査 『いまどきティーン解体新書』を発表しました。
■「東急エージェンシーInsight Watch」とは
「東急エージェンシー Insight Watch」とは、今ますます見えにくくなっている消費者心理のインサイトに迫るためのオリジナル調査です。普段の生活に垣間見られる、人の不可解な行動や興味深い言動に着目し、そこから消費に求める真意や背景を探ろうというものです。
今回は、東急商業開発株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:久米基夫、資本金:15億4000万円、設立:1978年1月)の協力を得て、対面アンケート調査により、ティーンのファッション・情報の発信基地である【SHIBUYA109】に集う女子中学生・高校生のインサイトに迫る調査を実施しました。
■調査対象者の特徴
この調査の大きな特徴は、ティーンのファッション拠点である〝マルキュー〟=【SHIBUYA109】に集う女子中・高校生600名に対する調査であることです。当社オリジナル企画として、【SHIBUYA109】の〝館内〟を調査フィールドにすることで、通常の調査ではとても聞けない、またわからない彼女たちのシンソウ(真相&深層)に迫っています。
■この調査が明らかにする5つのシンソウ
1日の平均メール数は40通! 電車でお化粧、5割以上はOK? 等々、非常識は、もはや常識!ともいえる彼女たちのホンネが、『価値観は?』、『コミュニケーションの生態は?』、『カオ・カラダの悩みは?』、『モノ選びに影響を与える情報は?』、『フトコロ事情は?』という5つの切り口から見えてきます。
その一部をご紹介します。
1.価値観
オンナとして一番大切なものは「自分らしさ」
「明るさ」、「優しさ」を抑えて「自分らしさ」が27.2%で1位。もはやカワイイだけでは生き残れない。
私的楽天主義
「日本の未来は明るい」22.3% < 「私の未来は明るい」52.0% 「オトナになった私は、今の
オトナ達よりハッピー」 63.2% と、社会はどうあれ、時代はどうあれ、私的にはいいことが続く。
2.コミュニケーション生態
1日40回のモジ会話
1日に来るメール ≒ 出すメール ≒ 40通
意外にタフな人間関係力
「友達の中で浮いてないか気になる」 YES 38・7%
「みんなでいると気づかいして疲れる」 YES 29.2%
人間関係を築く上での繊細さやもろさを指摘される彼女達だが、意外に低いスコアである。
3.カオとカラダ
整形支持派は4割
「整形を是とする」 YES 42.3% お隣韓国ではすでに常識だが、日本もその傾向か。
アキレス腱は太もも
「体の中で気になるところ」 太もも 63.7% とダントツの1位。2位はウエスト。
4.情報源
「情報源は雑誌」 68% 「友達からの情報」 53.5% と、〝信頼できる筋による、推奨できる情報〟であることがポイント。デジタル世代とはいえ、「HP」は、11.8% に過ぎない。
5.フトコロ事情
出費のものさしは、やはりケータイ。月額 8,326円。また「衝動買いしてしまう限度額」は、8,574円とほぼケータイ代と同額。ケータイ代が彼女たちの出費のものさしになっているのか。
その他、「私の賞味期限は?」「私にとって『おじさん』はいくつから?」「携帯のアドレスメモリーの登録数は?」等々、彼女たちのシンソウに迫る興味深い調査結果が数多く得られています。
□調査実施概要
調査目的:
ティーンのファッション拠点SHIBUYA109に集う女子中・高校生のインサイトを探る調査
調査対象者:
SHIBUYA109に来場した女子中・高校生
サンプル数:
中学1年生〜高校3年生の6学年・各学年100サンプル。合計600サンプル
調査方法:
対面アンケート調査
調査実施日:
平成16年11月20日(土)・21日(日)
調査場所:
SHIBUYA109館内(東京・渋谷)